「どうだい?いいプランはできたか?」
「はい!」
「おぉ、自信がありそうだな。じゃあ、プレゼンしてもらうか?」
「は、はい。」
「…。」
「どうですか?社長!」
「…良く出来てる。俺は君が誰も知らないような新しいディスティネーションのツアーを作ってくると思った。大抵は旅行好きの奴が一度ははまる道だ。しかし、今口くんはそれをしなかった…。ツアー自体は珍しくも何ともない。しかし、このツアーには君の想いが詰まっている。お客さんに喜んで欲しいという気持ちで溢れている。正直なところ、驚いている。君をみくびっていたようだ。」
「…。」
「文句なく合格だ。」
「ありがとうございます!」
「だが君をウチの会社に入れるわけにはいかない。」
「どうしてですか!」
「まぁ、落ち着いて聞いてくれ。」
** 【9月28日記事の転載】 **
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