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2012年10月11日木曜日

ストーリーの骨格をもう一度練ってみる



***** 【9月16日記事の転載】 ********************






行ったり来たりしていますが…


キャラ設定はおいといて、ストーリー設定の骨格づくりをしたいと思います。



前回までで、死んでしまった主人公が「良い仕事」をするというミッションを、


ある条件で達成されたら生き返ること、そのミッションを達成するために、


超能力をひとつだけ与えらえる。


ここまで決めました。


「死を帳消しにする」という「目的」を


『家族の死を帳消しにする』とか『恋人の死を帳消しにする』とか、


いろいろ亜流も考えられます。



また、『ある条件』とは、よくあるケースとして『タイムリミット』としていますが、


他の要素も一考の余地があるかもしれません。


そんなことも含めて、ちょっと細部を煮詰めて行こうかと…




折角二人の主人公がいますので、二つのパターンを試せます。



超能力は先日候補を挙げましたが、


面白く発展しそうなのは、「予知能力」と「透視」かな?と…。


しかも超強力な超能力ですと、いろいろと設定上、「ツッコミどころ満載」になりそうなので、


「限定的な超能力」にすると、話を進めやすいかな。


「予知能力」なら、1日先までとか、○○な人に関連することに限ってとか…。


「透視能力」なら、「生物以外」に限定されるとか…。



超能力を選ぶときには、この限定的な使用について気づかずに手に入れて後悔する、


みたいなのも面白いな。(小っちゃく書いてあったでしょ?みたいな)




「ミッション」は、こんなのがいいかな?


『仕事に就いて、100人の人から感謝の言葉「ありがとう」を言われること』


「タイトル」は、『101人目のありがとう』


ミッションをコンプリートするために、悪戦苦闘して100人目の人から「ありがとう」と


言われるが、主人公は、仕事を通じて人から感謝することを学び、


「101人目のお客さんから『ありがとう』の言葉をかけらることに心から感謝する」


という話。ちょっと感動しちゃうようなラストで…。


おう!いきなりタイトル候補が!



次は、ある『条件』だな…。


「時間」は、簡単な条件だけど、結構ストーリー展開を制約するというか…


意外に難しいかも。特に高校生が就職して、感謝の言葉をたくさんの人からゲットするのに、


タイムリミットではらはらするというのはちょっとそぐわないかも…。


他にないかな?


超能力に使用回数制限があるとか…。その使用制限を超えて自力で達成するラスト。


さっきの101人目と絡めて面白いかも。


ただ、使用制限が切れても続けられるとすると、うまい区切りが付けづらいしなぁ。


しかも『死』を阻止するって点は、


タイムリミットでないとなんとなく、ミッションコンプリートの動機づけとして弱くなるなぁ。


なんか、うまい展開はないものかなぁ…。


『目的』を「死の撤回」ではなく、「病気の治癒」ってのはどうだろう?


本人の病気、もしくは家族などの他人の病気がだんだんと進行していくのを止めるため。


これなら、明確なタイムリミットを設定せず、「病気の進行」ということで、


時間をうまく調節できるかも…。


しかも、ミッションの遂行中にその状況を病気の進行を見せることによって、


臨場感を出せるかな?


ちょっと、シリアスに偏りそうなので、ここでキャラクターの活かしどころかもしれないな。



二人の主人公が、病院を訪れたら余命宣告されるような病気であることがわかる。


そこの医者に、この「ミッション」による起死回生があることを告げられ、


チャレンジすることになる。


しかし、ミッションがコンプリートされないと病気の進行を止められないため、


それぞれ病魔の進行を感じながら、必死にミッションをクリアしようと取り組む。


なんとか行けそうな感じがするな。



整理すると…



●二人の高校生の主人公は、病院で余命宣告を受ける。


●医者から起死回生策としてミッションの達成による救済策があることを知る。


●ミッションは「仕事」で100人の人から感謝の言葉として「ありがとう」を言われる。


●ミッション遂行に、超能力を与えられる。


●超能力は複数の選択肢のうちから1つだけ選ぶことができる。


●超能力は限定的なもので、万能ではない。


●主人公は『透視能力』と『予知能力』を選択する。


●超能力には使用回数に制限がある。




ちょっと、いいアイデアが浮かんできた。


良くあるパターンかもしれないが…。


ミッションの100回は、自分でカウントすることを義務付けられるが、


認識の誤りで、カウントに含まれない1回をカウントしたため、


100回だと思っていたのが、実は99回目だということを気づかずに、


超能力の使用上限回数を使い果たす。


しかし、ミッションコンプリートとならず、医者からだまされたと嘆く。


しかし、それでも仕事は残り、ミッションとは関係なく、仕事を達成する。


そして、本当の100回目の「ありがとう」は、


ミッションとは関係なく、超能力の力を頼らずに達成する。



悪くないと思う…。


ミッションの回数を100回ではなくもっと少なくするという手もある。


また、1回というのもあるな。仕事で「ありがとう」とは言われるのに、


実はそのお客さんは心から「ありがとう」とは言っていない。


だから、ミッションはコンプリートしない。


なんていう選択肢もある。



なんとなく、先に進められる気がするな。


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